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医学の基礎知識
このページでは、病院を選ぶ際に知っておくと、得をする医学の知識を紹介します。
点滴とは?
みなさん点滴をやったことはありますか?
点滴とは、血管に針をさして固定して 薬を1時間くらいかけて入れていくあれです。
でも、みなさんあの薬って、何を入れているかしってますか?
実は、わかりません。
というのは、その患者さんの症状や、病気によって変わってくるからです。
しかも薬が入っている場合と入っていない場合があります。
どうゆうことかというと、
薬が入っている場合はたいていなにかの溶液(生理食塩水やブドウ糖)とかで とかして入れている場合があるのですが、
そのなにかの溶液が、血液内の成分と同じような物質でつくられている 補液といわれるものがあります。
その補液もいろいろあるのですが、 それを単にいれている場合もあります。
たとえば、薬なら、抗生物質をいれるとすると、 抗生物質の薬を生理食塩水にとかして点滴します。
なぜ、抗生物質を飲むより、点滴にするのか?
それは、直接血液内に入れたほうが効果が 早いからです。
薬というのは、飲み薬では、飲んだ薬が胃に行き そして腸にいきます。
そして胃や腸で溶けて吸収されます。
どこに吸収されるのか?
それは、血管内へです。
つまり、口から入った薬は結局は 血液の中に取り込まれるのです。
そして血液の流れによって全身へ運ばれるのです。
そして標的となる場所へ行き作用するのです。
だから結局は血液内に行くのなら、直接 血液の中に入れましょうというのが 点滴です。
時間をかけるのは、急に薬を大量投与すると 体の反応が危ないからです。
ショックとかが起こる可能性があるからです。
ここでみなさん、点滴が終わりかけになり、 薬の容器の液が空になり、しかも看護師さんは いない。
やばい、このままでは空気が血管内にはいる!
たしか、空気が血管内に入ったら死ぬんじゃなかった っけ?!と 思ったことはありませんか?
私が子供の頃はそう思ってました。
看護師さん早くとめてくれって。
しかし、これって大丈夫なんです。
自然落下させている点滴では、 血管内へ空気が入ることはありません。
なぜでしょう?
それは、血管には動脈と静脈があるのですが、 この点滴では、静脈という血管に針を刺しています。
そしてその静脈という血管の圧は5mmHgくらいは あります。
1mmHg=1.4cmH2Oなので、
5mmHg=7cmH2Oとなり、
針をさしているところから、7cmくらい上で 点滴の溶液はストップしているはずです。
これは、血管内の圧力があるので、それと平行した 圧のところでストップするということです。
なので、圧力を加えたりして、血管内の圧力より 上回る圧で押した場合は空気が入っていきます。
しかし自然落下の点滴ではちゃんと止まるように なっているのです。
これで、空気が入らないことがわかりました。
では次に、じゃーもし空気が血管内に入ったら どうなるのでしょうか?
死んでしまうのでしょうか?
答えは、
それは入った空気の量によります。
1cc(ml)〜5cc(ml)くらいなら 問題ありません。
死ぬようなことはありません。
しかし、500cc(ml)くらいになると 死んでしまうかもしれません。
このどれだけの量入ったら死ぬかどうかは、 わかりません。
なぜならこのような実験はできないからです。
では、なぜ空気が入ったら死んでしまうのでしょうか?
それは、静脈に空気が入ると、血液に流されて 心臓の右の部屋に到達します。
心臓の右の部屋に到達した空気は、肺の血管に行きます。
そして肺の血管に行った空気は、その肺でトラップされるか もしくは、とうりぬけて、こんどは心臓の左の部屋に行きます。
ここからが問題なのですが、 心臓の左の部屋から拍出された血液(空気)は大動脈にながれます。
大動脈とは全身へ血液を送るスタート地点のところです。
もしここに空気があると、空気を全身へ送ってしまうことになります。
すると、その空気は、もっとも行ってはいけない場所、脳の血管に いってしまいます。
そうすると、脳の血管に空気が詰まります。
すると脳梗塞になってしまいます。
空気が詰まった部分以降に血液が行かなくなって、脳細胞が死んでしまうのです。
ちょっと話がそれてしまいました。
点滴に薬を入れない場合とは、だいたい血管内のボリュームを増やしたいときです。
脱水とかで、血管内の血液量が減っている場合に 行います。
点滴の針は細いのでそんなに痛くないはずです。
でも、やっぱり針は痛いか!
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